白内障は加齢により発症することが多く、早い人では40歳位から発症し少しずつゆっくり進んでいきます。一度濁った水晶体は元の状態にはなりません。
白内障が進行し日常生活にお困りのことが出てきましたら、手術をご検討、ご相談ください。
当院では、灌流制御システムにより眼圧の変動を減少させる機能を搭載した白内障手術装置(Alcon社 センチュリオン)を採用しています。
術中に変化する眼圧をコントロールすることが可能で眼圧が安定することでより手術の安全性が向上します。
また、極めて小さな切開で手術を行うことができ、術後の炎症や感染リスクなどを低減します。
短時間で、安全かつ精度の高い白内障手術を行うことで、患者様の身体のご負担の軽減にも繋がります。
白内障手術で挿入する眼内レンズを決定するために重要な眼軸長(眼球の長さ)の測定装置(Alcon社 ARGOS)を導入しています。
眼内レンズの度数は、角膜の形状と眼軸長を基に算出されます。その際、眼軸長に誤差があると、眼内レンズの度数のずれに繋がります。度数のずれは、術後の患者様の見える質にかかわる重要なポイントです。
このARGOSは測定精度が非常に高く、患者様の目の状態に合わせた眼内レンズの選定を行うことが可能です。
また、Alcon社のベリオンイメージガイドシステムという角膜の切開位置やトーリック眼内レンズ(乱視矯正眼内レンズ)の挿入位置をガイドしてくれるシステムを活用しています。より正確な手術を行うことが可能で、術後の見え方の質を向上させることが期待されます。
黒目(角膜)と白目(強膜)の境目あたりに幅3mm弱の創を作成します
とても薄い水晶体の皮を円形にくりぬきます
超音波装置を用いて、水晶体を砕き、吸引します
眼内レンズ(人工水晶体)を挿入します
もともとの水晶体の袋の中に、眼内レンズをおさめて手術を終了します
個人差はありますが難症例を除き10分~15分程度で終了します
手術後は点眼や定期検診の必要があります。少しずつ生活制限を解除し、概ね1ヶ月程度で元の生活に戻ります。
手術までの流れやその後の注意事項などについては、患者様の症状などにより異なる場合があります。
また、実際の手術の際には医師及びスタッフから手術方法、手術の流れ、手術前後の生活における注意事項などを患者様に直接詳細に説明いたします。
診察や検査内容により手術をすることが決まったら、下記の流れになります。
手術に関する日程の決定
診察室にて手術に関する情報が記載された冊子をお渡しします。
受付にて術前検査日ならびに手術日を決めていきます。
看護師が術前採血を行います。
術前検査(予約制)
手術に必要な眼の検査及び診察を行います。
手術オリエンテーション
術前検査ならびに医師診察後、スタッフより手術当日の来院時間・手術前点眼・手術前後の注意事項などについて説明があります。
手術当日
指定のお時間にご来院いただきます。
手術をした眼に眼帯を当てたまま翌日まで過ごしていただきます。
手術後はしばらく安静の後診察し、何も異常がないことが確認できましたらご帰宅いただけます。
手術翌日診察
スタッフが眼帯を外します。その後検査・診察を行います。
手術後の点眼方法について説明を行います。
単焦点眼内レンズ及び乱視度数加入付き眼内レンズ(トーリックレンズ)については、通常の健康保険の適応範囲です。
眼内レンズの種類にもよりますので、詳細は医師・スタッフにお尋ねください。
流山おおたかの森S・C ANNEX2 4F
日帰り白内障手術
近視進行抑制治療
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